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系統充電なしの場合のシミュレーション(どっちを使えばいい?)

方法が2種類あります

櫻田 泰紀 avatar
対応者:櫻田 泰紀
2か月以上前に更新

🔋 系統充電なしの場合のシミュレーション(どっちを使えばいい?)

方法は2種類あります


🔹 方法①:自家消費優先(充電時間に0以外の同じ値を設定)
優先順位:自家消費 > 蓄電


🔹 方法②: ☀️ ピークカット優先("充電設定なし(太陽光の蓄電を優先)" を選択)
優先順位:ピークカット > 蓄電 > 自家消費

🔋 エネがえるBizの蓄電池設定(系統充電なしの場合)

系統充電を行わない場合、以下の2つの設定方法があります。

1️⃣ 自家消費優先(充電時間を設定)

設定方法:「充電時間」に 0以外の同じ値 を入力
優先順位自家消費 > 蓄電

2️⃣ ピークカット優先(充電設定なし)

設定方法:「充電設定なし(太陽光の蓄電を優先)」を選択
優先順位ピークカット > 蓄電 > 自家消費

🔎 ポイント

  • 自家消費を最大化したい①の設定

  • ピークカットを優先したい②の設定

目的に応じて適切な設定を選びましょう! ✅



📊 シミュレーション結果の違い


🅰️ ピークカット目的のケース

以下は、2つのケースをそれぞれシミュレーションした結果です。

  • A-1(自家消費優先)
    太陽光の余剰分のみ蓄電するため、ピークカットに使える放電量が減少。その結果、目標ピーク値は68kWまでしか下げられません

  • A-2(ピークカット優先)
    太陽光を自家消費せず、蓄電池に充電するため、目標ピーク値を60kWまで下げることができました

この違いにより、A-2の方が電気料金の削減率が高くなります

パターン

蓄電池の使い方

ピーク値

電気料金削減率

A-1自家消費優先

余剰分のみ蓄電 → 放電量が減少

68kW

低い 📉

A-2 ☀️ ピークカット優先

太陽光を蓄電してピーク時に活用

60kW

高い 📈

🔎 結論
ピークカットを目的とするなら 方法②(ピークカット優先) が有効。

📑 ピークカット優先のおすすめ設定
1.系統充電なし(太陽光の蓄電を優先):チェックを入れる

2.放電時間:21時-21時(充電時間帯以外はすべて放電:放電時間最大)

*放電時間が同時刻 = ピークシフトのみの設定

3.充電時間:- (*設定不要


🅱️ 自家消費目的のケース

自家消費率を上げて電気料金を削減する設定

このパターンでは、ピークカットではなく自家消費を増やすことで電気料金を削減します。

以下は、2つのケースをそれぞれシミュレーションした結果です。

  • B-1(太陽光を直接自家消費)
    発電した電力をそのまま使用するため、ロスが少なく自家消費率が高い

  • B-2(蓄電池を経由して消費)
    いったん蓄電してから使用するため、充放電時のロスが発生し、自家消費率・電気料金削減率が下がる

ポイント
自家消費を最大化したい場合はB-1を選ぶのが有利です。

パターン

太陽光の使い方

ロス

電気料金削減率

B-1直接自家消費

太陽光をそのまま使用

少ない ✅

高い 📈

B-2 🔋 蓄電池経由で使用

太陽光を蓄電池に貯めてから使用

あり ❌

低い 📉

🔎 結論
ロスを減らしたい場合は Bー1(自家消費優先) が有効。

📑 自家消費最大化のおすすめ設定
1.系統充電なし(太陽光の蓄電を優先):チェックを外す

2.放電時間:0時-0時(充電時間帯以外はすべて放電:放電時間最大)

3.充電時間:22時-22時(自家消費優先→余剰電力を充電かつ系統充電はしない)
*充電時間が同時刻 = 系統充電なし


🎯 まとめ

  • ピークカットを目的とするなら② ピークカット優先(充電設定なし)

  • 自家消費を最大化するなら① 自家消費優先(充電時間を設定)

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