新規太陽光の場合は買電量(電気料金の請求明細)=使用量となるため、通常は次のようなステップでシミュレーションを行います。

  1. 電気使用量計算 (usepowercalc)

    特定月、あるいは平均の電気使用量(kWh/月)(=現在の買電量)をもとに、都道府県のテンプレートで 12ヵ月分の電気使用量(kWh/月)を計算し、生活スタイル(朝・昼・夜型またはカスタム) で各月の各時間の使用量 (kWh/時) に分解します。

  2. 太陽光発電量計算 (pvpowercalc)

    日射量観測地点の日射量データと太陽光パネルの情報から各月各時間の発電量を計算します。

  3. 自家消費シミュレーション (pvcellsimulation)

    計算した電気使用量と発電量から自家消費シミュレーションを実行し、導入後の各月各時間の買電量を計算します。

一方、既設太陽光の場合は、買電量 = 自家消費後の買電量 ≠ 使用量 となるため、上記のようなステップで計算を行うことができません。そこで既設太陽光用のAPIを使用します。

  1. 既設太陽光シミュレーション (pvinstalledcalc)

    API内部で複数の使用量を仮置きして、それぞれで上記の 1~3のステップを行い、現在の買電量を計算し、最も近い値となった 3.の結果を返します。

注:生活スタイルのオール電化は夜間の安い電力を多く使う(給湯の夜沸かしなど)前提となっているため、もし、既設太陽光の余剰を前提に昼間の電力を多く使う(昼沸かしなど)ような使い方になっている場合はシミュレーション結果が実際と合わないことが考えられます。その場合はカスタム型の生活スタイルを使用するなどでご対応いただく必要があります。

(補足)

新規太陽光で 1~3のステップごとに APIを分けているのは、APIのユーザーが、使用量計算あるいは太陽光発電量計算などを、部分的に独自の計算に置き換えられるようにするためです。逆に言うと既設太陽光APIではそういった部分的な入替ができないことになります。その場合は既設太陽光APIにあたる部分ごと独自開発いただくことで、内部で呼び出すAPIを部分的に置き換えることが可能と思います。

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