4kWhと10kWhの蓄電池を比較すると、なぜか4kWhの方が効果額が高くなるのはなぜですか?
✅ 理由:電力消費量と蓄電池の待機電気消費量
1️⃣ 電力消費量が少ない場合 (大きい蓄電池がオーバースペックとなる場合)
お客様の電力消費量が少ない場合や太陽光発電量が小さい場合、余剰電力がそれほど生まれません。そのため、蓄電池の容量が大きくても小さくても、蓄電池による効果額が大きく変わらないことがあります。
2️⃣ 蓄電池の待機電気消費量 (エネがえる初期設定では待機電気消費量の加味はOFF)
大容量の蓄電池(例えば10kWh)の方が、稼働していない間の「待機電気消費量」が若干大きいケースが多いです。これが、4kWhの蓄電池と比較して、効果額に影響を与える原因となります。
3️⃣ エネがえるASPのシミュレーション
エネがえるASPでは、蓄電池の「待機電気消費量」という、カタログには記載されていないロスもシミュレーションに反映させています。このため、4kWhと10kWhの蓄電池を比較すると、待機電気消費量が小さい4kWhの方が、若干効果額が高くなることがあります。
→ 2025年2月現在 「待機電気消費量」は初期設定ではOFFとして反映・加味されないように変更しております。
4️⃣ 結論
電力消費量が少ないお客様には、4kWhの蓄電池の方がコストパフォーマンスが良い結果となります。10kWhの蓄電池を提案しても、必要以上に大きな容量となり、待機電気消費量が増えるため、効果額が相対的に小さくなるのです。
5️⃣ エネがえるASPの利点
エネがえるASPは、「お客様=エンドユーザー」の視点で、待機電気消費量なども加味した、より実態に即したシミュレーションを提供しています。このため、通常の蓄電池営業では考慮されない細かなロスを反映させ、最適な提案を行うことができます。