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4kWhと10kWhの蓄電池をシミュレーションして比較すると、なぜか4kWhの蓄電池の方が効果額が若干高くなる。理由はなにか?
4kWhと10kWhの蓄電池をシミュレーションして比較すると、なぜか4kWhの蓄電池の方が効果額が若干高くなる。理由はなにか?

お客様の電力消費量が小さい、太陽光発電量も小さい場合には、余剰電力がそれほど生まれずに蓄電池の容量が小さくても大きくても蓄電池による効果額は変わらないこととなります。さらに蓄電池が大きい方が「待機電気消費量」は若干大きいケースが多いです。それが要因のケースがほとんどです。

樋口 悟 avatar
対応者:樋口 悟
今週アップデートされました

4kWhと10kWhの蓄電池を比較すると、なぜか4kWhの方が効果額が高くなるのはなぜですか?


理由:電力消費量と蓄電池の待機電気消費量


1️⃣ 電力消費量が少ない場合 (大きい蓄電池がオーバースペックとなる場合)

  • お客様の電力消費量が少ない場合や太陽光発電量が小さい場合、余剰電力がそれほど生まれません。そのため、蓄電池の容量が大きくても小さくても、蓄電池による効果額が大きく変わらないことがあります。

2️⃣ 蓄電池の待機電気消費量 (エネがえる初期設定では待機電気消費量の加味はOFF)

  • 大容量の蓄電池(例えば10kWh)の方が、稼働していない間の「待機電気消費量」が若干大きいケースが多いです。これが、4kWhの蓄電池と比較して、効果額に影響を与える原因となります。

3️⃣ エネがえるASPのシミュレーション

  • エネがえるASPでは、蓄電池の「待機電気消費量」という、カタログには記載されていないロスもシミュレーションに反映させています。このため、4kWhと10kWhの蓄電池を比較すると、待機電気消費量が小さい4kWhの方が、若干効果額が高くなることがあります。

    → 2025年2月現在 「待機電気消費量」は初期設定ではOFFとして反映・加味されないように変更しております。

4️⃣ 結論

  • 電力消費量が少ないお客様には、4kWhの蓄電池の方がコストパフォーマンスが良い結果となります。10kWhの蓄電池を提案しても、必要以上に大きな容量となり、待機電気消費量が増えるため、効果額が相対的に小さくなるのです。

5️⃣ エネがえるASPの利点

  • エネがえるASPは、「お客様=エンドユーザー」の視点で、待機電気消費量なども加味した、より実態に即したシミュレーションを提供しています。このため、通常の蓄電池営業では考慮されない細かなロスを反映させ、最適な提案を行うことができます。

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