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電気使用量が実態とあわないのはなぜか?

電気使用量の推計方法と実態との差分を埋める方法をご参照ください。

樋口 悟 avatar
対応者:樋口 悟
1か月以上前に更新

電気使用量が実態と合わないのはなぜか?

エネがえるの電気使用量推計が 実際の使用量と異なる理由 について解説し、 差分を埋める方法 をご紹介します。



🔍 エネがえるの電気使用量推計方法

エネがえるでは、 2つのステップ で電気使用量を推計しています。


🏡 ① 入力された1ヶ月分の電力消費量をもとに、12ヶ月分を推計する

  • ユーザーが設定した基準月の電気使用量をもとに、都道府県別・月別電力消費量比率係数 を適用し、12ヶ月分の電力消費量と年間電力消費量を推計。

  • 入力された生活スタイル(朝型・昼型・夜型・オール電化型・カスタム型)に応じて月別電力消費量・時間帯別電力消費量を推計する。

    →この分解により、同じく月別・時間帯別で推計される「太陽光発電量」と合わせて、12ヶ月分・時間帯別の解像度で、自家消費電力量・余剰電力量・蓄電池充放電量などを推計し、時間帯別電気料金プラン単価を含む電力単価を乗じて、導入前・導入後の電気代や売電収入を推計します。

  • 生活スタイル(ロードカーブテンプレート)の詳細はこちら
    🔗 エネがえるの生活スタイル(朝型・昼型・夜型・オール電化型)について

📝 ② 詳細入力画面で入力された月の実績データをもとに補正する

  • ユーザーが入力した 特定の月の実際の使用量 を適用し、年間推計データを補正します。

    (詳細入力画面から設定された場合のみ)

  • これにより、より実態に即した電気使用量を算出可能


実態との差が出る原因

エネがえるが推計した値と実際の電気使用量が異なる場合、以下の 3つの主な要因 が考えられます。

1️⃣ 選択した「生活スタイル」(朝型・昼型・夜型・オール電化型)と実際の電力需要パターンが異なる

  • 「朝型・昼型・夜型・オール電化型」のテンプレートが、ご家庭の実際の電力消費傾向と合っていない可能性。

  • 特に、夏や冬の使用量が平均的なパターンと大きく異なる家庭 は、推計値と乖離しやすい。

2️⃣ コロナ禍などによるライフスタイルの変化

  • 在宅ワークの増加、生活時間の変化、電気使用量のシフトが影響。

  • 過去のデータに基づいたテンプレートと現在の実態に差が生じることがある。

3️⃣ 地域や設備の特性による違い

  • 高断熱住宅・低断熱住宅、エアコンの使用頻度、電気給湯機の有無など、住環境の違い により使用量が変動。

  • 都道府県別の電力使用傾向と、ご家庭の実態が合わないケース。


推計値を実態に近づける方法

🔹 入力データを増やして精度を向上

📌 「すべての月の電気使用量」 または 「月平均の使用量」 を、実際の値に近い形で入力する。

  • 特定の月だけでなく、12ヶ月分すべての電力消費量を詳細入力画面から入力すると、より正確な推計が可能

🔹 生活スタイルの選択を「カスタム型」にして4つの時間帯別の%を設定する

📌 「カスタム型」 を選択し、時間帯ごとの電力消費割合を調整する。

  • 朝・昼・夕方・夜の使用比率を実態に合わせて設定 すると、さらに精度が向上。

  • 例えば、夜にエアコンを長時間使用する家庭 なら「夜型」に調整すると実態に近づく。

※企業向けAPIでは、より精密なデータを組み込むことも可能

  • 詳しくは営業担当者までお問い合わせください。


📌 まとめ

🔹 エネがえるの推計値と実態の差が生じる原因
✅ 標準テンプレートが実際の生活パターンと異なる
✅ コロナ禍などでライフスタイルが変化している
✅ 住宅設備・地域の特性による違い

🔹 差分を埋めるための解決策
すべての月の使用量、または月平均の使用量を入力する
生活スタイルを「カスタム型」にし、時間帯別の使用比率を調整

お手数ですが、 上記の方法をお試しいただき、推計精度を向上 させてみてください!

💬 ご不明点があれば、お気軽にサポートまでお問い合わせください!

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