ご参考)これまでの方法については こちら
太陽光の自家消費シミュレーションの際、使用予定の蓄電池の仕様から、ピークシフトによってどの程度のピーク値まで下げることができるかを計算するようにしました。
上の例だと、実効容量:180kWh, 放電容量:25kW, 放電の変換効率:98% の蓄電池の場合、現在の買電量ピーク値(最大):94.7 kW を 69kWまで下げることができます。(目標ピーク値の超過買電量の最大が 合計: 151.25kWh, 時間あたり: 24.02 kW であり、蓄電池の実効容量×変換効率 および 放電容量の範囲内です。目標ピーク値を 68kWにするとこの範囲を超えてしまいます。)
なお、画面上に記載のとおり、これはあくまで、入力または計算した電気使用量と太陽光発電量でのシミュレーションです。 実際のこれらの値は変動しますので、必ずしも目標ピーク値を維持できるとは限りません。
もう少し汎用的な表現に言い換えるとすると、
「蓄電池のピークシフトにより、最大で 514,800 円/年 = 1716円/kW・月 x 25kW x 12 (基本料金単価 x 放電容量) の削減が見込めます。ただし、1日のピークシフト可能な電力量の最大は 176.4kWh = 180kWh x 0.98 (実効容量 x 変換効率) で、それを超える場合はその限りではありません。」 といった表現になるかと思います。