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既設太陽光世帯に太陽光増設や蓄電池新設などのシミュレーションはできるか?どうしたらよいか?

エネがえる機能としては現状未対応です。運用上の工夫で2回試算して差し引きするなどの対応は可能です。あくまでも暫定的な運用上の工夫としてご活用ください。増設対応は計算が非常に複雑となりますが今後の開発テーマとして検討中です。

対応者:樋口 悟

📒 簡潔版の回答

① 既設PV向け太陽光増設のみ

既設PV向けに太陽光を増設する場合は、2回試算してください。
1回目は既設PVのみで試算し、導入後推計を現状基準として使います。
2回目は既設PV+増設PVの合計容量で試算し、導入後推計を増設後として使います。
効果は「1回目の導入後実質電気コスト − 2回目の導入後実質電気コスト」で見ます。
ただし、増設後のパワコン容量が不足する場合、合計PV容量をそのまま入力すると過大評価になる可能性があります。パワコン容量、過積載率、年間予測発電量を確認してください。

② 既設PV向け太陽光増設+蓄電池新設

既設PV向けに太陽光増設+蓄電池を提案する場合は、2回試算してください。
1回目は既設PV+蓄電池で試算し、導入前推計を現状基準、導入後推計を蓄電池単体効果として使います。
2回目は既設PV+増設PVの合計容量+同じ蓄電池で試算し、導入後推計を増設+蓄電池後として使います。
総合効果は「1回目の導入前実質電気コスト − 2回目の導入後実質電気コスト」です。
2回目の導入前推計は、増設PVもある前提になるため、現状基準には使わないでください。パワコン容量、蓄電池との連携方式、売電収入減少分も必ず確認してください。

📒 使い分けサマリー

パターン

推奨試算

現状基準に使う値

提案後に使う値

最重要注意点

① 既設PV向け太陽光増設

2回

既設PVのみ試算の導入後推計

既設PV+増設PV合計容量の導入後推計

パワコン容量不足なら、合計PV容量だけ入力すると過大評価になりやすい

② 既設PV向け太陽光増設+蓄電池新設

2回

既設PV+蓄電池試算の導入前推計

既設PV+増設PV合計容量+蓄電池試算の導入後推計

Step2の導入前推計は現状基準に使わない

📒詳細版の回答

📒①パターン既設太陽光があるお客様に、太陽光を増設する場合の試算方法

Q. 既設太陽光があるお客様に、太陽光増設のみの経済効果を試算するにはどうすればよいですか?

エネがえるASPでは、既設太陽光に対する「増設太陽光分だけの効果」を1回の試算で完全に分離して算出することは基本的にできません。

そのため、実務上は2回試算し、既設太陽光がある現状と、増設後の状態との差分で、太陽光増設による概算効果を推計します。


推奨フロー

Step1:既設PVのみで試算する

まず、現在設置済みの太陽光容量を入力し、既設PVのみの状態を再現します。

この試算では、導入後推計を「現在の状態」として使います。

注意点として、この試算の導入前推計が「太陽光なし」の状態になる場合は、今回の現状基準には使いません。お客様はすでに太陽光を設置済みであるため、現状基準として見るべきなのは、既設PVありの導入後推計です。

入力例

  • 既設PV:4.0kW

  • 既設パワコン容量:3.0kW

  • 蓄電池:なし

  • 増設PV:入力しない

Step1の試算結果例

  • 電気料金:180,000円/年

  • 売電収入:48,000円/年

  • 実質電気コスト:132,000円/年

実質電気コストは以下で見ます。

実質電気コスト = 電気料金 − 売電収入

この例では、

180,000円 − 48,000円 = 132,000円/年

となります。

この132,000円/年を、既設PVありの現状基準として使います。


Step2:既設PV+増設PVの合計容量で試算する

次に、既設PV容量と増設PV容量を合算し、増設後の太陽光容量として入力します。

入力例

  • 既設PV:4.0kW

  • 増設PV:2.0kW

  • 増設後PV合計:6.0kW

  • 蓄電池:なし

この場合、エネがえるASP上では、太陽光容量を6.0kWとして入力します。


パワコン容量をどう考慮するか

ここが最重要です。

太陽光容量は、太陽電池モジュール側の容量です。一方で、実際に家庭で使える電気や売電できる電気は、パワコンを通った後のAC側の電力です。

そのため、太陽光を増設しても、パワコン容量が不足している場合は、発電ピーク時に出力がカットされ、期待したほど発電量や売電収入が増えない可能性があります。

確認すべき値

  • 既設PV容量

  • 既設パワコン容量

  • 増設PV容量

  • 増設後のパワコン容量

  • パワコンを増設するのか、交換するのか、既設のまま使うのか

  • 既設PVと増設PVの方位・傾斜・影の条件

  • 既設PVと増設PVの売電単価

  • FIT契約や設備認定への影響有無

過積載率の見方

過積載率 = 太陽光容量 ÷ パワコン容量

例1:既設状態

既設PV 4.0kW ÷ 既設パワコン 3.0kW = 1.33

つまり、過積載率は約133%です。

例2:太陽光だけ増設し、パワコンを既設3.0kWのまま使う場合

増設後PV 6.0kW ÷ パワコン 3.0kW = 2.00

つまり、過積載率は200%です。

この場合、パネル容量だけを見ると6.0kWに増えますが、AC側の出力上限は3.0kWのままです。したがって、単純に6.0kWとして試算すると、実際より効果が大きく見える可能性があります。

例3:太陽光増設にあわせて、パワコンを5.5kWへ増設または交換する場合

増設後PV 6.0kW ÷ パワコン 5.5kW = 1.09

この場合は、パワコン容量の制約が小さく、増設PVの発電効果を比較的反映しやすくなります。


Step2の試算結果例

ケースA:パワコンも増設・交換し、増設後5.5kW相当として見る場合

  • 電気料金:145,000円/年

  • 売電収入:64,000円/年

  • 実質電気コスト:81,000円/年

太陽光増設による正味効果は、

132,000円 − 81,000円 = 51,000円/年

となります。

ケースB:パワコンを既設3.0kWのまま使う場合

  • 電気料金:152,000円/年

  • 売電収入:56,000円/年

  • 実質電気コスト:96,000円/年

太陽光増設による正味効果は、

132,000円 − 96,000円 = 36,000円/年

となります。

同じ「既設PV4.0kW+増設PV2.0kW=合計6.0kW」でも、パワコン容量によって効果は変わります。


経済効果の計算式

太陽光増設の正味効果 = Step1導入後の実質電気コスト − Step2導入後の実質電気コスト

ここでいうStep1導入後は、既設PVありの現状です。

Step2導入後は、既設PV+増設PVの状態です。


エネがえるASPでの実務上の入力方針

パワコン容量や過積載ロスをASP上で十分に表現できる場合は、その条件を反映して試算してください。

一方で、パワコン容量の制約、方位差、影、複数パワコン構成などを標準入力だけで表現しきれない場合は、以下のいずれかで保守的に近似してください。

  • メーカーや設計ソフトが出した年間予測発電量kWhを使う

  • 既設PVの実績発電量をもとに年間発電量を補正する

  • パワコン容量不足がある場合は、合計PV容量をそのまま使わず、年間発電量を控えめに補正する

  • 複数案を作り、パワコン増設あり・なしの両方で比較する


注意点

  1. Step1の導入前推計を現状基準にしない
    既設PVのみで試算した場合、導入前推計が「太陽光なし」前提になることがあります。既設PVはすでに設置済みのため、現状基準にはStep1の導入後推計を使います。

  2. パワコン容量を無視しない
    太陽光容量を4.0kWから6.0kWに増やしても、パワコン容量が3.0kWのままであれば、発電ピーク時の出力カットが増える可能性があります。

  3. 売電単価を確認する
    既設PVと増設PVで売電単価が異なる場合、1つの売電単価だけで試算すると、実態とズレる可能性があります。

  4. FIT中の増設は要確認
    FIT中の既設PVに増設する場合、設備認定、売電契約、配線方式、電力会社手続きへの影響を確認してください。

  5. 方位・傾斜が異なる場合は近似になる
    既設PVと増設PVで屋根面、方位、傾斜、影の条件が異なる場合、合計容量だけで試算すると実態とズレる可能性があります。


顧客向け説明文

既設太陽光があるお客様に太陽光を増設する場合、エネがえるASPでは、既設太陽光分と増設太陽光分を1回の試算で完全に分離して算出することはできません。

そのため、まず既設太陽光のみの状態を試算し、その導入後推計を現在の状態として確認します。次に、既設太陽光と増設太陽光の合計容量で試算し、増設後の状態を確認します。

経済効果は、現在の実質電気コストと、増設後の実質電気コストの差分で算出します。

なお、太陽光増設時はパネル容量だけでなく、パワコン容量も重要です。パワコン容量が不足している場合、発電ピーク時に出力がカットされ、期待したほど発電量や売電収入が増えない場合があります。そのため、本試算は、増設後のパワコン容量や年間予測発電量を考慮した概算としてご確認ください。


提案書に入れる注記

本試算は、既設太陽光と増設太陽光を合算した太陽光容量をもとに、増設後の状態を近似的に再現したものです。実際の経済効果は、既設PV・増設PVの方位、傾斜、影、売電単価、FIT契約、設備認定、配線方式、パワコン容量、過積載ロスにより変動する可能性があります。特に、パワコン容量が不足する場合、発電ピーク時の出力カットにより、増設PVの効果が小さくなる場合があります。


📒パターン②既設太陽光があるお客様に、太陽光増設+蓄電池新設を提案する場合の試算方法

Q. 既設太陽光があるお客様に、太陽光増設+蓄電池導入の効果を試算するにはどうすればよいですか?

エネがえるASPでは、既設太陽光に対して「既設PV分」「増設PV分」「蓄電池分」を1回の試算で完全に分離して算出することは基本的にできません。

そのため、実務上は2回試算し、差分から今回提案による正味経済効果を推計します。

この場合、見るべきポイントは以下の3つです。

  1. 現状基準
    既設PVあり・蓄電池なしの状態

  2. 蓄電池単体効果
    既設PVに蓄電池だけを追加した場合の効果

  3. 太陽光増設+蓄電池の総合効果
    既設PVに増設PVと蓄電池を追加した場合の効果


推奨フロー

Step1:既設PV+蓄電池で試算する

まず、現在設置済みの太陽光容量と、提案する蓄電池を入力して試算します。

この試算で見る値は2つです。

Step1の導入前推計

これは、既設PVあり・蓄電池なしの現状を表します。

したがって、今回提案の現状基準として使います。

Step1の導入後推計

これは、既設PVあり・蓄電池ありの状態を表します。

したがって、蓄電池単体の正味効果を見るために使います。


Step1の入力例

  • 既設PV:4.0kW

  • 既設パワコン容量:3.0kW

  • 蓄電池:9.8kWh

  • 増設PV:入力しない

パワコン容量や既設PVの発電実績がわかる場合は、既設PVの発電量が現状に近づくように設定します。パワコン容量や過積載ロスを標準入力だけで十分に表現できない場合は、メーカー予測発電量や実績発電量をもとに年間発電量を補正して近似します。


Step1の試算結果例

Step1導入前:既設PVあり・蓄電池なし

  • 電気料金:180,000円/年

  • 売電収入:48,000円/年

  • 実質電気コスト:132,000円/年

実質電気コスト = 電気料金 − 売電収入

この例では、

180,000円 − 48,000円 = 132,000円/年

となります。

これを現状基準にします。

Step1導入後:既設PVあり・蓄電池あり

  • 電気料金:125,000円/年

  • 売電収入:18,000円/年

  • 実質電気コスト:107,000円/年

この場合、蓄電池単体の正味効果は、

132,000円 − 107,000円 = 25,000円/年

となります。


Step2:既設PV+増設PVの合計容量+蓄電池で試算する

次に、既設PV容量と増設PV容量を合算し、増設後の太陽光容量として入力します。

蓄電池はStep1と同じ条件で入力します。

入力例

  • 既設PV:4.0kW

  • 増設PV:2.0kW

  • 増設後PV合計:6.0kW

  • 蓄電池:9.8kWh

この場合、エネがえるASP上では、太陽光容量を6.0kWとして入力します。


パワコン容量をどう考慮するか

太陽光増設+蓄電池導入では、パワコン容量の確認が特に重要です。

確認すべきパワコンは、少なくとも以下の2種類です。

  1. 太陽光側のパワコン容量
    太陽光発電のAC出力上限に関係します。

  2. 蓄電池側またはハイブリッドパワコンの容量
    蓄電池への充電量、蓄電池からの放電量、停電時利用範囲に関係します。

既設PVと増設PVの合計容量だけを入力しても、パワコン容量が不足している場合、発電ピーク時に出力がカットされ、期待したほど発電量が増えない可能性があります。

また、蓄電池が既設PVと増設PVの両方から充電できる構成か、増設PV側のみなのか、既設PV側のみなのかによって、蓄電池の効果も変わります。


過積載率の見方

過積載率 = 太陽光容量 ÷ パワコン容量

例1:既設状態

既設PV 4.0kW ÷ 既設パワコン 3.0kW = 1.33

過積載率は約133%です。

例2:太陽光だけ増設し、パワコンを既設3.0kWのまま使う場合

増設後PV 6.0kW ÷ パワコン 3.0kW = 2.00

過積載率は200%です。

この場合、パネル容量だけを見ると6.0kWですが、AC側の出力上限は3.0kWのままです。単純に6.0kWとして試算すると、実際より効果が大きく見える可能性があります。

例3:太陽光増設にあわせて、パワコンを5.5kWへ増設または交換する場合

増設後PV 6.0kW ÷ パワコン 5.5kW = 1.09

この場合は、パワコン容量の制約が小さく、増設PVの発電効果を比較的反映しやすくなります。


Step2の試算結果例

ケースA:パワコンも増設・交換し、増設後5.5kW相当として見る場合

  • 電気料金:92,000円/年

  • 売電収入:22,000円/年

  • 実質電気コスト:70,000円/年

この場合、太陽光増設+蓄電池導入による総合正味効果は、

132,000円 − 70,000円 = 62,000円/年

となります。

また、増設PVの上乗せ効果は、

107,000円 − 70,000円 = 37,000円/年

となります。

ただし、この37,000円は、蓄電池あり前提で太陽光容量を4.0kWから6.0kWに増やした場合の上乗せ効果です。純粋な増設PV単体効果ではなく、増設PVと蓄電池を組み合わせた場合の追加効果として説明してください。

ケースB:パワコンを既設3.0kWのまま使う場合

  • 電気料金:100,000円/年

  • 売電収入:18,000円/年

  • 実質電気コスト:82,000円/年

この場合、太陽光増設+蓄電池導入による総合正味効果は、

132,000円 − 82,000円 = 50,000円/年

となります。

また、増設PVの上乗せ効果は、

107,000円 − 82,000円 = 25,000円/年

となります。

同じ「既設PV4.0kW+増設PV2.0kW+蓄電池9.8kWh」でも、パワコン容量や蓄電池の連携方式によって効果は変わります。


経済効果の計算式

現状基準

現状基準 = Step1導入前の実質電気コスト


蓄電池単体効果

蓄電池単体効果 = Step1導入前の実質電気コスト − Step1導入後の実質電気コスト


太陽光増設+蓄電池の総合効果

総合効果 = Step1導入前の実質電気コスト − Step2導入後の実質電気コスト

増設PVの上乗せ効果

増設PVの上乗せ効果 = Step1導入後の実質電気コスト − Step2導入後の実質電気コスト


既設PV診断レポートの見方

既設太陽光向け蓄電池提案では、既設太陽光がすでに生んでいる効果と、蓄電池を追加したことで新たに生まれる効果を混同しないことが重要です。

見るべき基本は以下です。

  • Step1の導入前推計:現状基準

  • Step1の導入後推計:蓄電池単体効果

  • Step2の導入後推計:太陽光増設+蓄電池導入後

  • 1ヶ月シミュレーション結果:導入前後の差分

  • 効果額計算:蓄電池効果、料金プラン変更効果、売電収入減少分の確認

  • 長期効果レポート:既設PV自家消費効果を含むページではなく、蓄電池単体効果を示すページ・表示を優先

売電収入がマイナス表示になる場合がありますが、これは不具合ではありません。蓄電池を入れることで、これまで売電していた余剰電力を蓄電し、自家消費に回すため、売電収入が減ることがあります。

そのため、効果額は電気代削減額だけでなく、売電収入の変化も含めた正味効果として確認してください。


Step2の導入前推計は使ってよいですか?

現状基準には使わないでください。

Step2では、太陽光容量を既設PV+増設PVの合計容量で入力しています。

そのため、Step2の導入前推計が表示される場合でも、それは「増設PVもあるが、蓄電池はない状態」に近い前提になります。

実際の現状は「既設PVのみ・蓄電池なし」です。

したがって、現状基準には必ずStep1の導入前推計を使ってください。


エネがえるASPでの実務上の入力方針

パワコン容量、蓄電池連携方式、発電量制約をASP上で十分に表現できる場合は、その条件を反映して試算してください。

一方で、標準入力だけで表現しきれない場合は、以下のいずれかで保守的に近似してください。

  • メーカーや設計ソフトが出した年間予測発電量kWhを使う

  • 既設PVの実績発電量をもとに年間発電量を補正する

  • パワコン容量不足がある場合は、合計PV容量をそのまま使わず、年間発電量を控えめに補正する

  • パワコン増設あり・なしの2パターンを出す

  • 既設PVと増設PVで蓄電池への充電可否が異なる場合は、保守的な前提を置く

  • 蓄電池の充放電出力が小さい場合は、余剰PVをすべて蓄電できる前提にしない


注意点

  1. 既設PVの既得効果を今回提案の効果に混ぜない
    既設PVはすでに設置済みのため、今回提案の効果に含めるべきではありません。今回見るべきなのは、蓄電池と増設PVによって追加で増える効果です。

  2. 売電収入の減少を除外しない
    蓄電池を入れると、余剰電力を売電せず自家消費に回すため、売電収入が減る場合があります。効果は、電気代削減額から売電収入減少分を差し引いた正味効果で見ます。

  3. パワコン容量を無視しない
    太陽光容量を4.0kWから6.0kWに増やしても、パワコン容量が3.0kWのままであれば、出力カットが増え、増設PVの効果が小さくなる可能性があります。

  4. 蓄電池の連携範囲を確認する
    蓄電池が既設PVと増設PVの両方の余剰電力を充電できるのか、一部しか充電できないのかにより、経済効果は変わります。

  5. FIT中の増設は要確認
    FIT中の既設PVに増設する場合、設備認定、売電契約、配線方式、電力会社手続きへの影響を確認してください。

  6. 既設PVと増設PVの売電単価が異なる場合は近似になる
    1つの売電単価で試算する場合、実際の売電収入とズレる可能性があります。必要に応じて保守的な単価で試算するか、複数シナリオで比較してください。


顧客向け説明文

既設太陽光があるお客様に太陽光増設+蓄電池を提案する場合、エネがえるASPでは、既設太陽光分、増設太陽光分、蓄電池分を1回の試算で完全に分離して算出することはできません。

そのため、まず既設太陽光と蓄電池の組み合わせで試算し、導入前推計を現在の状態、導入後推計を蓄電池追加後の状態として確認します。

次に、既設太陽光と増設太陽光を合算した容量に、同じ蓄電池を組み合わせて試算し、その導入後推計を太陽光増設+蓄電池導入後の状態として確認します。

今回提案の総合効果は、1回目の導入前推計と、2回目の導入後推計の差分で算出します。

なお、太陽光増設時はパネル容量だけでなく、パワコン容量も重要です。パワコン容量が不足している場合、発電ピーク時に出力がカットされ、増設PVの効果が小さくなる場合があります。また、蓄電池が既設PVと増設PVの両方と連携できるかどうかによっても効果が変わります。

そのため、本試算は、パワコン容量、蓄電池連携方式、売電単価、FIT契約、配線方式などを踏まえた概算としてご確認ください。


提案書に入れる注記

本試算は、既設太陽光と増設太陽光を合算した太陽光容量を入力し、増設後の状態を近似的に再現したものです。実際の経済効果は、既設PV・増設PVの方位、傾斜、影、売電単価、FIT契約、設備認定、配線方式、パワコン容量、過積載ロス、蓄電池の充放電出力、蓄電池と既設PV・増設PVの連携可否により変動する可能性があります。

また、蓄電池導入により売電収入が減少する場合がありますが、これは余剰電力を売電せず、蓄電・自家消費へ回すためです。効果額は、電気代削減額だけでなく、売電収入の変化も反映した正味効果としてご確認ください。

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