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【エネがえるASP・EV/V2H】初期投資支援スキーム(階段型価格設定)FIT売電単価への対応

エネがえるASP、エネがえるEV・V2Hは現状は2段階の売電単価・年数の入力仕様となります。初期値は24円/kWh×4年+8.3円/kWh×11年(合計15年)となっていますが変更可能。おすすめは初期投資支援スキーム期間の単価を加重平均単価14.6円/kWh×10年+FIT終了後任意の単価×任意の年数で入力いただくとほぼ誤差なく試算が可能です。

樋口 悟 avatar
対応者:樋口 悟
今日アップデートされました

初期投資支援スキーム(2026年度)の入力方法:エネがえるの初期値とおすすめ設定

📌 対象プロダクト:エネがえるASP/エネがえるEV・V2H
⚠️ 対象外:エネがえるBiz(非FIT前提産業用のため。※今後相対の売電単価・売電収入を加味可能になる予定)


✅まず重要:制度は「24円×4年 + 8.3円×6年(計10年)」が基本

初期投資支援スキーム(住宅用10kW未満)のFITは、制度上は次の階段型が基本です。

  • 1~4年目:24円/kWh

  • 5~10年目:8.3円/kWh

  • 11年目以降:FIT終了後(卒FITや相対買取)


✅エネがえるの“初期値”が制度そのままではない理由(戸惑い防止のため)

エネがえるは、画面入力が「FIT期間中」「FIT終了後」の 2区分です。
そのため本来のように「24円×4年」「8.3円×6年」「卒FIT×任意」の 3区分(FITを2分割+終了後)では入力できません。

そこで、ユーザーが制度の肝である「24円」を見て理解できるよう、エネがえるの初期値は次の 2段階に調整してあります:

  • FIT期間中:24円/kWh × 4年

  • FIT終了後:8.3円/kWh × 11年
    (※この“11年”には、本来FITの残り 6年分(8.3円) を含めた形で、2区分に収まるように調整しています。
    さらに、FIT終了後の買取単価も実務上おおよそ 8円前後になるケースが多く、ユーザーの戸惑いを減らす意図があります)

👉 ポイント:この初期値は「見た目の分かりやすさ(24円を計算して見せる)」を優先した“入力上の調整”です。


⭐おすすめ:迷ったら「加重平均単価」で試算してOK(最も実務的・誤差も小さい)

結論として、提案実務では 加重平均単価を使った入力で問題ありません。
むしろ、階段型を2区分に無理に寄せるより、最も自然で説明しやすいのがこの方法です。

▶ 加重平均単価(10年平均)

(24円×4年 + 8.3円×6年) ÷ 10年
= 14.58円/kWh ≒ 14.6円/kWh

✅推奨入力(おすすめ) 迷ったら以下で試算してください。

  • FIT期間中:14.6円/kWh(厳密なら14.58円) × 10年

  • FIT終了後:卒FIT(エリア別)または相対買取単価 × 任意年数


🧠なぜ「加重平均でOK」なのか(ユーザーが納得できる短い説明)

  • 10年間の売電収入は「単価×余剰売電kWh」の合計です。

  • 階段型(24→8.3)を 10年加重平均(14.6円/kWh)にすると、10年の合計単価が一致するため、10年間の売電収入は理屈上ほぼ同じになります。

  • さらに住宅は自家消費(買電回避)の影響が大きく、売電単価の細かな差の影響は相対的に小さいため、総メリット・回収期間の差は実務上ほぼ無視できる水準になります。


📝7Step診断画面での入力(エネがえるASP/EV・V2H)

✅おすすめ(迷ったらこれ)

  • FIT期間中:14.6円/kWh × 10年

  • FIT終了後:卒FIT(エリア別)or 相対買取単価 × 任意年数

✅初期値は以下で設定されています(“24円を見せて戸惑い防止”のため)

  • FIT期間中:24円/kWh × 4年

  • FIT終了後:8.3円/kWh × 11年
    (※本来FIT残り6年分を含めた形で2区分に調整)


📌FIT終了後(卒FITなど)の単価について(補足)

政策資料では、調達期間終了後の買取について小売メニューを確認し、平均10.0円/kWh・中央値9.5円/kWh(2025年12月時点)という整理も示されています。
一方、実務ではエリアや小売メニューにより変動するため、案件前提に合わせて設定してください。


🆕【2026年2月時点】今後の制度見通し(参考)

委員会資料(2026/2/2 意見(案))では、住宅用太陽光の支援のあり方について、将来的に「階段型(価格設定)」よりも “支援期間の短縮” を適用する方向性が議論されています。
適用開始は準備期間を設けて 2029年度開始が基本という整理が示されています。
また、2026年度からモニタリング体制を構築する方針が記載されています。


📚参考情報(一次情報)


📚 参考情報

2025年10月から適用


🔗 屋根置き太陽光「初期投資支援スキーム」関連ニュース(日経BP) https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/04776/?ST=msb

📄 経済産業省 2025年1月資料「初期投資支援スキームについて」 https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/102_02_00.pdf

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