2025年2月よりエネがえるBizのExcelレポートがアップデート!
エネがえるBizで出力される新しいExcelレポートは、さらに詳細でわかりやすくなりました!以下の9つの項目が含まれ、全体で9ページのレポートが自動出力されます。
📊 1. 簡易レポート
試算結果の全体像とサマリーを表示
📅 2. 24Hチャート
24時間365日の電力使用チャート。時間帯別にグラフや数値をプルダウンで選択可能
💡 3. 導入効果
月毎・年間での導入前・導入後の電力量(kWh)と電気代(円)の推移を表示し、効果を把握
💰 4. 単価(現行)
現行の電力単価(明細)を反映
⚡ 5. 単価(新規)
料金プラン変更提案後の新しい電力単価(明細)
📈 6. 簡易キャッシュフロー
任意の長期期間で収支表を作成。容量単価やメンテナンスコスト、劣化率、電気代上昇率などを数値変更可能
🔄 7. 投資回収期間・ROI
投資回収期間やROI(%)を自動で数値とグラフで表示
🔍 8. 計算根拠(内部用)
計算根拠となる内部用の検算シートを出力
📅 9. 日次データ
365日1時間ごとの発電量、自家消費量、余剰電力等の詳細なローデータ(kWh)をExcel形式で提供
これらの項目により、導入効果や収支の詳細が直感的に把握でき、より精度の高いシミュレーションが可能になります。
レポートの使い方(4ステップで貴社独自のROIレポートが完成)
📝 ステップ1. 必要情報を入力する
エネがえるBizのWeb画面で、必要な項目を入力します。
⬇️ ステップ2. ダウンロードする
診断が完了したら、「ダウンロード」ボタンをクリックしてレポートを保存。
📊 ステップ3. Excelレポートの自動出力
キャッシュフローや投資回収期間を含むExcelレポートが自動で出力され、PL収支や投資回収期間が自動計算されます。
⚙️ ステップ4. カスタマイズして診断レポートを完成させる
Excel内で、自社の販売コストや補助金、劣化率などの数値を修正し、設定シート内の「黄色の箇所」を変更することで、販売金額や前提条件に基づいたキャッシュフローや投資回収期間を反映。
※ 完成したExcelレポートは複製し、販売単価やメンテナンスコスト、劣化率、電気代上昇率など各パラメーターを変更することで、複数パターン(3パターン、10パターンなど)を簡単に作成できます。
<変更可能な諸元・前提条件>
以下の黄色い箇所が数値を変更可能です:
投資回収期間のレポートイメージ
📊 投資回収期間の自動計算
自家消費型太陽光または自家消費型太陽光+蓄電池の投資回収期間や投資対効果(ROI)は、エネがえるBiz診断レポートが出力された時点で初期値に応じて自動計算されます。
「キャッシュフロー」のタブの設定シート内で前提条件を変更すると、投資回収期間が自動的に再計算されます。
⏳ 投資回収期間の目安
自家消費型太陽光発電システムの投資回収期間は、一般的に7~12年程度です。
蓄電池併設の場合、投資回収期間は15~50年となることが多く、特に蓄電池容量単価が7~10万円/kWh前後の場合は、投資回収可能な水準になります。
実際にシミュレーションをお試しいただくことで、最適な投資回収期間を確認できます。
🔧 ROI短縮と導入ボトルネック解消
エネがえるBizの自動計算機能を活用して、メーカー、商社、EPC、政府・自治体と共に、ROIの短縮や導入ボトルネックの解消に取り組んでいきます。
🏢 多様な業界での採用実績で安心
エネがえるBizは、大手産業用太陽光メーカー、商社、不動産、EPC、PPA事業者などでのシミュレーションツールとして利用されています。
環境省や自治体などの官公庁も利用を開始しており、信頼性の高いツールとして広く活用されています。
■簡易キャッシュフローシート(収支試算)
📊 収支試算の自動反映
Excel内の設定シートで、諸元や前提条件の数値を変更すると、長期収支や投資回収期間が自動的に反映されます。
貴社の売値や提案内容を簡単に反映でき、シミュレーションがより現実的になります。
⚙️ 初期設定の参考値
初期値には、経産省提示単価や一般的な相場を基にした目安の数値が設定されています。
黄色い箇所を貴社の販売戦略や見積もり金額に合わせて自由に変更し、シミュレーションを行ってください。
⚙️ 設定シートで変更可能な項目(黄色の箇所)
以下の□項目が数値変更可能です。貴社の提案に合わせて、販売金額単価や補助金金額等を設定してください。
※ 初期値は提案に合わせて自由に変更可能です。
⚡ 発電・設備条件
電気代上昇率(年率)(%・年) 初期値:「3%」
太陽光パネル稼働年数(年) 初期値:「30年」
太陽電池モジュール劣化率(年率)(%・年) 初期値:「0.5%」
蓄電池稼働年数(年) 初期値:「20年」
蓄電池劣化率(年率)(%・年) 初期値:「3.5%」
💰 設備費用(容量単価・工事費含む)
太陽光発電設備費用(kW単価・円) 初期値:「15万円/kW」
蓄電池費用(kWh単価・円) 初期値:「15万円/kWh」
🔧 ランニングコスト
運転維持費 初期値:「4,000円/kW」
保険料(設備費用に対して) 初期値:「0.35%・年」
💵 補助金
太陽光発電設備(円) 補助金適用の場合は入力
蓄電池(円) 補助金適用の場合は入力
⚠️ ご注意
簡易キャッシュフローでは、減価償却や固定資産税等の項目は加味していません。
■簡易レポート
・案件単位の全体像を把握できる簡易レポートです。
・前提条件
・年間予測発電量、自家消費率、余剰電力率、電気代削減率
・導入前・導入後のkWhの変化、電気代の変化のグラフ
■1日の電力使用チャート(数値表と365日1時間単位のグラフ)
・365日1時間単位の電気の使い方が、グラフと数値(表)で閲覧できます。
・プルダウンで日付を選ぶと当該の1日の時間帯別グラフと数値が表示されます。
■導入効果サマリー(月次・年合計 導入前と導入後のkWh、電気代、および効果)
12ヶ月毎・年間合計の導入前と導入後のデータおよび削減額(効果)のレポート。
**電力量(kWh)の変化と電気代(円)**の変化を両方確認できます。
エネがえるBizでは、基本的に非FIT自家消費を想定し、余剰電力量は逆潮流せずに捨てる(計算に含めない)形で計算を行っています。ただし、12ヶ月分の余剰電力量(kWh)はこのレポートに出力されており、FIT単価、FIP単価、または相対の売電単価を掛け算することで、売電収入ありの場合の計算も簡単に行えます。
電気代の内訳は、以下の4つの項目で表示されます:
基本料金
従量料金(電力量料金)
燃調費
再エネ賦課金
■料金プラン単価(試算の前提条件となる単価)
試算の前提となる反映単価が表示されます。
エネがえるBizでは、データベースから電力会社・料金プランをプルダウンで選択すると、大手10電力の最新単価が自動的に反映されます。(最新単価は月末に更新)
ただし、高圧・特高の場合、値引き契約や新電力との契約など、顧客ごとや案件ごとに異なる電力単価が適用されることが多いため、以下の方法でWeb画面内で単価のカスタマイズが可能:
エネがえるBizの左メニューから「マスタ管理→カスタム料金」を選択し、ユーザー側で単価を個別設定できます。
カスタマイズ可能な単価項目:
基本料金単価
電力量料金単価(従量単価)
12ヶ月分の燃調費単価(マイナス単価設定も可)
再エネ賦課金単価
■計算シート(キャッシュフロー、投資回収期間の根拠) *計算用シート
計算根拠となる内部用シートです。
検算や数式確認用としてご利用ください。基本的にはお客様に提示しない想定のシートです。必要に応じて提示いただいても問題ありません。
■日次データ(365日・1時間毎・項目別の出力データ)
365日1時間毎のローデータが出力されます。
以下の項目が出力されるため、データを加工して月次レポートや任意の期間のレポート、必要なグラフや独自の集計結果を提示する際にご活用いただけます。
⚡ 出力項目(単位:kWh)
設備負荷(kWh)
(導入前)電力消費量系統から(kWh)
(導入後)系統からの買電量太陽光自家消費量(kWh)
(導入後)太陽光発電による自家消費量蓄電池から(kWh)
(導入後)蓄電池による放電量(=蓄電池放電による自家消費量)太陽光蓄電分(kWh)
(導入後)太陽光余剰電力からの蓄電池充電量太陽光余剰分(kWh)
(導入後)余剰電力量買電量(kWh)
(導入後)系統からの買電量蓄電池充電(kWh)
(導入後)系統からの蓄電充電量過積載充電(kWh)
(導入後)過積載ロス分からの蓄電池充電量過積載ロス(kWh)
(導入後)過積載による損失電力量太陽光発電電力(kWh)
(導入後)太陽光発電量
このデータを基に、より詳細な分析やレポート作成が可能となります。