住宅用蓄電システムと産業用蓄電システムの2030年までの市場予測(ポテンシャル)は?
JEMA蓄電システムビジョン(Ver.7)を参照しました。以下ご参照ください。
●JEMAの蓄電システムビジョン(Ver.7)1 の見込み
2030年までに家庭用蓄電システムの普及台数を約150万台(約1,000万kWh)、産業用蓄電システムの普及台数を約20万台(約2億kWh)と見込んでいる。
●家庭用蓄電システムの市場ポテンシャルは?
❶新築住宅への導入:約40万台
・2030年までに新築住宅の約25%に蓄電システムが導入されると仮定
❷FIT切れユーザーへの導入:約60万台
・2030年までにFIT切れユーザーの約60%に蓄電システムが導入されると仮定
❸既築住宅への導入:約30万台
・2030年までに既築住宅の約3%に蓄電システムが導入されると仮定
❹非常用電源としての導入:約20万台
・2030年までに非常用電源として蓄電システムを購入するユーザーが増加すると仮定
●産業用蓄電システムの市場ポテンシャルは?
❶太陽光発電設置有無に関わらず、ピークカットや需給調整などを目的とした導入:約10万台(約1億kWh)
・2030年までに産業用太陽光発電設備の約15%に蓄電システムが導入されると仮定
❷太陽光発電設置有無に関わらず、非常用電源や災害対策などを目的とした導入:約10万台(約1億kWh)
・2030年までに非常用電源や災害対策として蓄電システムを購入するユーザーが増加すると仮定
以上が、住宅用・産業用蓄電システムの統計データと市場予測の概要です。参考にしてください。
出典URL:JEMA 蓄電システムビジョン(Ver.7)