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エネがえるコーポレートPPA(オフサイトPPAシミュレーター)のよくある質問と答え

エネがえるコーポレートPPAに関するご不明点は以下を参照ください。

樋口 悟 avatar
対応者:樋口 悟
今週アップデートされました

カテゴリー:概要・プラン全般

Q. エネがえるコーポレートPPAとはどのようなサービスですか?
A. 複数の需要施設と複数の発電所(PPA・市場電源等)を組み合わせたオフサイトPPA(フィジカルPPA)の経済効果シミュレーションができるクラウドサービスです。小売電気事業者やPPA事業者が、需要家に対して「市場連動プラン」や「固定料金プラン」でのPPA導入提案を行う際の見積もり作成を自動化・効率化します。

Q. どのような料金プランのシミュレーションに対応していますか?
A. 「市場連動型プラン」および「固定単価プラン」の両方に対応しています。 市場連動プランでは、JEPX(スポット市場)価格に連動した電気料金計算に加え、PPA電源、ベースロード電源、ミドル電源などを組み合わせた電源構成ごとのコスト試算が可能です。

Q. 正式リリースの時期はいつですか?
A. 2026年1月13日より「無償ベータ版」の提供を開始し、2026年4月1日より「有償商用版」として正式リリースを予定しています。


カテゴリー:入力・設定(需要・供給)

Q. 複数の需要施設のデータはどのように入力しますか?
A. 1つのプロジェクト内に複数の需要施設を登録できます。 各施設の30分値データ(CSV形式)を個別にアップロードして設定します。現時点では一括アップロード機能はなく、1施設ごとの登録・設定が必要です。

Q. 30分値の実績データがない場合(新築など)はどうすればよいですか?
A. 「業種別ロードカーブ(負荷曲線)テンプレート」機能を利用できます。 「事務所」「工場」「スーパー」などの業種別テンプレートを選択し、月別の使用電力量を入力することで、擬似的な30分値データを生成してシミュレーションを行うことが可能です。


Q. 供給電力(PPAやベースロード電源)の割り当てはどのように設定しますか?
A. 発電リソース(PPA、ベースロード、ミドル電源など)の総量に対し、各需要施設への配分を「割合(%)」で入力します。 (例:施設Aに50%、施設Bに30%など) 現時点ではkW固定値での配分ではなく、パーセンテージでの設定仕様となっています。

Q. 蓄電池のシミュレーションは可能ですか?
A. はい可能です。「発電側蓄電池」のシミュレーションに対応しています。 太陽光発電設備に併設された蓄電池の充放電(昼間に充電し、夕方・夜間に放電するなど)による経済効果を試算できます。 ※「需要側(需要施設設置)」の蓄電池シミュレーションは、現時点では未対応(今後の検討課題)です。


カテゴリー:入力データ・フォーマット

Q. 30分デマンドデータのCSVフォーマットに指定はありますか?
A. はい、指定のフォーマットがあります。 縦軸に日時、横軸にデータが並ぶ形式など、システム指定のCSV形式でアップロードしてください。


Q. 実績データがない場合、独自の負荷パターン(ロードカーブ)を作成できますか?
A. はい、「カスタムロードカーブ」機能で作成可能です。 システム標準のテンプレート(工場、オフィス等)に加え、ユーザー様独自の時間別消費比率(0時〜23時の%)を作成・保存し、カレンダー設定(稼働日・休日)と組み合わせて適用できます。


Q. シミュレーション開始日を未来の日付(例:来年4月)に設定できますか?
A. はい、可能ですが注意点があります。 未来の日付を設定する場合、システム標準のJEPX過去実績データが使えないため、必ず「カスタムJEPX(将来価格予測データ)」をアップロードして設定する必要があります。これを行わないとエラーになります。

Q. 過去の年度(例:2022年度)の市場価格でシミュレーションできますか?
A. はい、可能です。 「カスタムJEPX」機能を使用し、2022年度の市場価格データをCSVで登録・選択することで、過去の高騰時の価格シナリオを用いたストレステストなどが可能です。


カテゴリー:計算ロジック・詳細仕様

Q. 市場連動型燃料調整費(市場価格調整額)は自動計算されますか?
A. 現時点では自動計算機能は未実装です。 東京電力エナジーパートナーの「ベーシックプラン」等にあるような、市場価格調整単価(時間帯別・月別変動)の自動計算は仕様が複雑なため、現在は「カスタム料金プラン」機能を使って、お客様ご自身で計算した単価(12ヶ月分)を手入力していただく運用を推奨しています。

Q. インバランスコストはどのように計算されますか?
A. ユーザー様が設定した「インバランス単価(円/kWh)」に基づいて計算されます。 システムがインバランス発生量を予測するのではなく、リスク分として見込んだ固定単価を入力し、それを電力量に掛け合わせて原価に加算する仕様です。この機能は2026年1月中旬頃の実装を予定しています。

Q. 環境価値(非化石証書など)の扱いはどうなっていますか?
A. 電力価値とは切り離して設定可能です。 PPA供給で余った電力の環境価値を外部売却はしません。

Q. 複数の施設がある場合、余剰電力は他施設へ融通されますか?
A. いいえ、施設間での融通計算は行いません。 最初に設定した「供給割合(%)」に基づいて各施設に電力が配分され、その施設で使い切れなかった分は、その施設単体の「余剰電力」として処理(売電または廃棄)されます。

Q. 「容量拠出金」の計算方法は選べますか?
A. はい、3つのパターンから選択可能です。

1. 契約容量型(円/kW):契約電力に対して課金

2. 従量型(円/kWh):使用電力量に対して課金

3. 一律型(円/月):1契約あたり固定額 これらを組み合わせてシミュレーションに反映できます。


Q. 「力率割引」は自動計算されますか?
A. 基本的には「力率100%(割引あり)」を前提とした設定となります。 個別に入力画面で割引・割増を設定することも可能ですが、自動で力率を判定して割引額を変動させる機能ではありません。


Q. 市場連動プランの手数料はどのように設定しますか?
A. 「手数料(円/kWh)」として設定します。 ここには、JEPX取引手数料や小売電気事業者のマージンなどを合算した単価を入力してください。


Q. 固定料金プランのシミュレーション時、託送料金は別途入力が必要ですか?
A. はい必要です。 固定料金プラン(基本料金+従量料金)の場合、託送料金はそれらに含まれている(インクルードされている)とみなすため、見積もりには、託送料金の計算ロジックは適用されません(二重計上を防ぐため)。原価計算の際に別途託送コストが計算されます。

Q. 複数の料金プランを比較提案できますか?
A. 複数施設に、それぞれの提案プラン(案A、案Bなど)を作成・保存できます。 例えば、「市場連動プラン」と「固定料金プラン」の両方を作成し、それぞれのシミュレーション結果を各施設に提示することが可能です。


カテゴリー:出力・レポート

Q. シミュレーション結果はどのような形式で出力できますか?
A. 画面上での確認に加え、Excelレポートのダウンロードが可能です。 導入前後の電気料金比較、削減額、再エネ比率、電源構成グラフ(月別・時間別)、365日分の需給データなどが含まれます。

Q. 「固定化比率」とは何ですか?
A. 調達する電力全体のうち、市場価格変動の影響を受けない「固定価格電源(ベースロード、ミドル電源)」が占める割合を指します。 市場連動プランのリスクヘッジ度合いを示す指標として、結果画面やレポートで確認できます。

Q. 年間の時間別(8760時間)の電力データはダウンロードできますか?
A. はい、可能です。 詳細レポート(Excel)には、365日×48コマ(30分値)のすべての時間帯における需要量、発電量、PPA供給量、市場調達量、電気料金などのデータが出力されます。

Q. プロジェクトの「コピー(複製)」はできますか?
A. はい、可能です。 作成済みのプロジェクトを複製し、一部の条件(例:PPA比率や単価)だけを変更して別パターンを作成する際に便利です。一覧画面の「コピー」ボタンから実行できます。

Q. 環境価値(非化石証書)の必要量はわかりますか?
A. はい、算出されます。 目標とする再エネ比率(RE100等)に対し、PPAで賄いきれなかった分について、「フィット非化石証書の必要調達量(kWh)」としてレポートに出力されます。

Q. 発電側課金(系統側蓄電池等)には対応していますか?
A. 現時点では、発電側課金に関する個別の自動計算機能は実装されていません。 必要に応じて、PPA単価や託送コストの中に含めて手動で調整していただく運用となります。


Q. 提案書(Excel)のグラフやロゴは編集できますか?
A. はい、可能です。 ダウンロードされるのは標準的なExcelファイルですので、御社のロゴを貼り付けたり、グラフの色や種類を変更したり、不要なシートを削除したりして、自由に加工して提案資料として利用できます。


Q. 操作方法がわからない場合のサポート体制は?
A. 画面右下の「チャットツール」からお問い合わせ可能です。 開発チームやサポート担当に直接つながり、操作方法やエラーの解消について質問できます。また、メールでのサポートも受け付けています。


カテゴリー:原価計算・利益管理(Advanced)

Q. 目標とする粗利益率から、提示すべき割引額を逆算できますか?
A. はい、「ゴールシーク(逆算)機能」により可能です。 原価計算画面にて、目標とする「粗利単価(円/kWh)」または「粗利総額」を入力すると、その利益を確保するために必要な見積もり金額(割引・割増額)を自動算出します。この機能は2025年12月に実装されました。

Q. 原価計算には消費税は含まれますか?
A. はい、システム上の計算は基本的にすべて「税込」で行われます。単価設定の際は税込金額を入力してください。

Q. 託送料金や再エネ賦課金は原価に含まれますか?
A. はい、含まれます。 市場連動プランの場合、託送基本料金、託送従量料金、再エネ賦課金、容量拠出金などを原価項目として積み上げ計算します。固定料金プランの場合は、これらが基本料金・従量料金に含まれている(インクルードされている)前提で計算するか、個別に設定するかを選択可能です。

Q. インバランスコスト以外の「初期費用」や「事務手数料」は原価に計上できますか?
A. はい、可能です。 「諸経費」という入力項目があり、事務手続き費用などを原価に一括加算することができます。また、「手数料(円/kWh)」の項目で従量課金の手数料も設定可能です。


カテゴリー:電源・供給設定の詳細

Q. ベースロード電源やミドル電源の供給パターンはどのように設定しますか?

A. 「供給量(kW)」と「供給単価(円/kWh)」を設定します。ミドル電源については、供給する「曜日(平日/全日)」や「時間帯(例:8時〜20時)」を指定することが可能です。これにより、特定の時間帯のみ一定量を供給するシミュレーションができます。

Q. ベースロード電源やミドル電源で余った電力(余剰電力)はどうなりますか?
A. 設定により「市場(JEPX)価格で売却」として原価から減算処理することが可能です。 需要を超過して供給された分(余剰分)について、スポット市場で売却したとみなして原価低減させるロジックが組み込まれています。


Q. 1つのプロジェクトで最大いくつの施設まで登録できますか?
A. システム上の明確な制限はありませんが、30〜50施設程度までは対応可能です。 ただし、施設数が多くなると計算処理や画面表示に時間がかかる場合があります。多数の拠点を一括で試算する場合も、各施設ごとの負荷カーブ(30分値)を設定可能です。


Q. 太陽光発電のパネル設置面は複数設定できますか?
A. はい、1つの発電所につき10面以上(複数面ごとの出力値・方位角・傾斜角・基本設計係数・設置形態)設定可能です。 東西・南面など、設置条件が異なるパネルを組み合わせて、合計の発電出力をシミュレーションできます。

Q. 太陽光発電の出力抑制(カーテンメント)は考慮されますか?
A. 現時点では出力抑制の自動計算機能は未実装です。 エリアごとの出力制御率を自動反映する機能はなく、ユーザー様側で発電量を調整していただくか、将来的なアップデートをお待ちいただく必要があります。


カテゴリー:その他・サポート

Q. 独自の市場価格(JEPX予測値)を使用できますか?
A. はい、可能です。 システム標準の過去実績データ以外に、お客様が独自に作成・契約している「将来の市場価格予測データ(フォワードカーブ)」などをCSVでインポートして計算に使用する「カスタムJEPX」機能があります。

Q. 画面の使い勝手(UI)は改善されますか?
A. はい、随時お客様からのフィードバックを集約、解析、汎用化した上でUI改修をしていくため進化します。 入力フローの見直し(施設→プラン→電源構成の順など)や、項目名称の整理を行い、より直感的に操作できるよう改善していく計画です。SaaS型(将来的にAPIサービスやBPOサービスも想定)として提供されるため、随時お客様のフィードバックを反映しつつ進化していきます。

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