📌 結論:製品によって違います
製品 | 表示される発電量 | 補足 |
エネがえるBiz(産業用) | AC(パワコンを通った後) | 過積載ロス・パワコンの変換ロスを引いた後の、実際に施設で使える・売れる電力量です。 |
エネがえるASP(住宅用) | DC(パワコンを通る前) | 年間予測発電量とレポートの「発電」がDCの値です。自家消費・蓄電・売電はパワコンを通った後の量なので、足し合わせても発電量と一致しません(差は変換ロス)。 |
ほかのシミュレーターの試算と比べるときは、どちらの値かをそろえてから比べてください。ASPにメーカーの年間予測発電量を入れる場合は、パワコンを通る前(DC)の値を入れます(入力方法)。
🔧 各用語の意味
太陽光容量(PV容量):パネルの合計出力(kW・DC側)。
パワコン容量:パワーコンディショナの定格出力(kW・AC側)。
過積載:太陽光容量がパワコン容量を上回っている状態。一般に1.2〜1.5倍程度。過積載率 = 太陽光容量 ÷ パワコン容量。
DC発電量:パネルが発電した電力量(日射・温度・パネル性能で決まる)。
AC発電量:パワコンで交流に変えた後の電力量。家庭や施設で実際に使える量です。
過積載ロス:DC発電がパワコン容量を超えてカットされる分。主に晴天の昼に出ます。
⚙️ 関係式(簡易)
AC発電量 = DC発電量 − パワコンの変換ロス − 過積載ロス
パワコンの変換ロスは一般に2〜5%程度です。
📘 実務のポイント
過積載率が高いほど過積載ロスは増えますが、朝夕や冬など日射の弱い時間の発電は増えるため、全体ではトレードオフで設計します。
「過積載率が高い方が得か?」には、AC発電量と自家消費の効果が最大になるかで判断するのが実践的です。
自家消費率は分母(DCかACか、内訳の合計か)で数字が変わります。自給率・自家消費率の算出方法もあわせてご覧ください。
