カスタム料金プランとは?
産業用自家消費提案においては、需要家の契約電力単価は値引きされていたり、新電力のためエネがえるBizの料金メニューにないというケースも多いと思います。そんなときに使えるのが「カスタム料金」機能です。ユーザーが任意に設定した「基本料金単価」、「従量料金単価(電力量料金単価)」、「12ヶ月分の燃調費単価(マイナス単価も登録可)」 「再エネ賦課金単価」を登録して反映できます。
カスタム料金プランの使い方
1.左メニュー「マスタ管理」をクリックする
2.「カスタム料金」をクリックする
3.新規作成をクリックする
4.設定して「名前をつけて」保存する。 (設定方法は以下参照)
5.シミュレーションする際に「施設」のカテゴリで「電力会社」の箇所で「カスタム料金」を選ぶ
6.「料金プラン」の箇所で「自分でつけた名前」のプランを選択する
7.事前に設定した単価がシミュレーションに反映されます
8.設定した単価は出力するExcelレポートの「電力単価」の欄に反映されます。ご確認ください。
動画で使い方を見る
例えば、東京電力エナジーパートナー様の
「6,000V 業務用季節別時間帯別電力 容量500kW未満」にあたるような料金プラン (https://www.tepco.co.jp/ep/corporate/plan_h/plan05.html) の場合、次のような設定になります。(2022/01/18現在)
個々の定義は ”鉛筆"マーク をクリックして次のような画面で行います。
(上の画面で、行を増やすには "+"マーク、行を削除するには ”ゴミ箱"マークをクリックします。)
それぞれ、主に赤枠部分の値を入力します。
(使用量、月、時間 それぞれについて、制限がない場合は、該当する From/Toの両方に '0' を設定してください。)
なお、料金プラン登録の際はエリア(一般電気事業者)を指定してください。
カスタムプランに関しての燃料調整費、再エネ賦課金は一般電気事業者(旧電力会社)のものを使用して料金計算を行います。個別の設定はできません。ご了承ください。
(追記)段階制の従量条件について
たとえば、次のような段階制料金は次のように定義してください。
一段料金(~120kWh) 19.88 円
二段料金(120~300kWh) 26.48 円
三段料金(300kWh~) 30.57 円
段階制の従量条件は、他の条件(月・時間)が同じで、使用量が '0' で始まり、'0' で終了する、連続した条件である必要がありますので、ご注意ください。