🚀 衛星・航空写真を活用した発電量推計について
「エネがえるで衛星や航空写真を活用して発電量を推計できますか?」 というご質問を多くいただいております。
現時点では、エネがえる単体での提供はしておりませんが、将来的なサービス展開に向けて研究開発を進めている段階です。
🌍 衛星・航空写真を活用した発電量シミュレーションの可能性
✅ 現在の取り組み
エネがえるの開発チームには、航空測量やリモートセンシング技術の専門家が在籍しており、官公庁・自治体向けに航空写真や衛星画像を活用したソリューションを提供してきた実績があります。
過去には、
卒FIT(固定価格買取制度終了)世帯向けに航空写真を活用し、パネル位置の推定とリスト作成を支援
自治体向けに、屋根の太陽光発電ポテンシャルを可視化するサービスを提供
といったケースがあり、これらのノウハウをもとに、SaaS(クラウドサービス)としての展開を検討しています。
👉 参考事例
🔹 東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)
東京ソーラー屋根台帳
🔹 信州の屋根ソーラーポテンシャルマップ(長野県)
信州屋根ソーラーポテンシャルマップ
🔍 現時点での課題と研究開発の方向性
SaaS型で月額制の低コストサービスとして提供するためには、以下の課題を解決する必要があります。
1️⃣ 全国規模での航空写真取得コストの削減
高精度な航空写真・衛星画像の取得にはコストがかかるため、パートナー企業と協力しながらより低コストでのデータ取得を実現する方法を検討中。
ドローン測量の活用など、新たな技術導入の可能性も模索しています。
2️⃣ 推計ロジックの精緻化(AI・機械学習の活用)
AIを活用した自動画像解析で、影の影響、屋根勾配、障害物などを高精度に判断。
NEDOの日射量データやJIS規格の発電量計算式と組み合わせた発電量推定モデルを開発中。
3️⃣ クラウドサービス化の最適化
企業や自治体が手軽に利用できるよう、**SaaSとしての提供モデル(API連携、Webアプリ)**の構築を進めています。
BPO・BPaaS(業務代行・サービス化)としての提供も検討。
🚀 2025年春より「エネがえるBPO・BPaaS」を提供予定!
エネがえるは、2025年春より、業務代行(BPO)・サービス提供(BPaaS)を拡充する予定です。
これにより、単なるシミュレーションツールとしての提供だけでなく、企業の業務負担を大幅に削減し、より高度な分析・提案を支援するサービスへと進化します。
🎯 予定している業務範囲
✅ 太陽光発電システム設計代行
✅ エネがえるを活用した経済効果シミュレーション作成代行
✅ エネがえるレポート作成代行
✅ デマンドデータの自動変換代行
✅ 太陽光・蓄電池関連の教育研修
✅ 全国のO&M(保守管理)・EPC施工会社ネットワークの提供
これにより、企業はエネがえるのシミュレーション結果を活用しながら、スムーズに設計・施工・提案業務を進めることが可能になります。
🎯 まとめ
現時点では衛星・航空写真を活用した発電量推計の提供は行っていない
過去の自治体向けサービスや卒FIT向け分析実績を活かし、将来的なSaaS化を検討中
コスト削減・AI解析精度向上・クラウドサービス最適化が課題
2025年春より、エネがえるBPO・BPaaSとして業務代行サービスを提供予定!
エネがえるは、単なるシミュレーションツールではなく、太陽光発電・蓄電池市場全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するプラットフォームとして進化していきます。
今後の展開にもご期待ください! 💡