東京ガス「基本プラン」と東京電力「従量電灯A」は料金構造が異なります。基本料金を一律0円にしたり、別のプランの使用量区分を流用したりせず、正式なプラン名・契約電流/容量・適用月に合う料金表を使ってください。
2026年9月30日訂正:旧記事の「基本料金0円を推奨」「東京ガスの段階区分140/350kWh」「燃調費を一律+8円/kWh」は、実契約を再現する設定として不適切でした。以下を現行の案内とします。
東京ガス「基本プラン」40Aの場合
公式料金表で確認できる通常の基本料金は月額1,246.96円(税込)です。基本料金を0円にしません。電力量料金の段階は120kWhと300kWhで区切ります。
項目 | 単価(税込) |
基本料金・40A | 1,246.96円/月 |
最初の120kWh | 29.70円/kWh |
120kWh超〜300kWh | 35.69円/kWh |
300kWh超 | 39.50円/kWh |
140kWh/350kWhの区分は「基本プラン」に使いません。似た名称の「ずっとも電気1」などと混同しないでください。40A以外では、その契約電流・容量に対応する基本料金を使用します。使用量ゼロの月、日割り、セット割などは公式定義書の条件が別途適用されます。
ASPで試算に反映する手順
左メニュー下部「カスタムプラン」を開き、該当する料金構造の既存プランをコピーするか、新規作成します。
契約に合う基本料金、上表の使用量段階・単価を設定します。燃料費調整は対象月の公式単価、賦課金は適用期間の公式単価を使います。未確認の値を埋めて「正確」と案内しません。
分かる名前で保存し、診断で保存したプランを選択します。同じ月の使用量で料金内訳を照合し、基本料金の欠落・段階区分の混同・調整費の二重加算がないことを確認します。
「基本プランA」「基本プランB」といった画面上の略称だけで、東京ガスの正式な契約種別やDB登録有無は確定できません。今回の明細や既に提示された情報を優先し、必要な場合だけ正式プラン名の表示を確認します。既に分かる地域や40Aを聞き直す必要はありません。
ASPのカスタムプランには、標準DB登録プランとの比較に制約があります。「登録して試算できる」ことと「標準DBと自動比較できる」ことは区別してください。
東京電力「従量電灯A」の注意点
東京電力の公式料金表では、従量電灯Aは最初の8kWhまで最低料金328.08円、超過分29.80円/kWhという構造です。従量電灯B・CやスタンダードSの3段階料金を、Aの料金として流用できません。
最低料金に含まれる使用量と超過分、適用月の燃料費調整・賦課金を分けて扱います。カスタム画面での最低料金の再現方法を確認できない場合、基本料金0円の擬似モデルで代用せず、再現できていない範囲を明示して設定方法を確認します。
燃調費・賦課金と将来シナリオ
燃料費調整は月ごとに変わり、マイナスの場合もあります。一律+8円/kWhを現在の契約単価として登録しません。賦課金も任意に二つの年度単価から選ぶのではなく、試算対象の適用期間に合わせます。将来シナリオで仮定を置くときは「仮定」と表示し、現在の実績再現と分けます。
この記事の単価は2026年9月30日に公式資料で確認した値です。料金改定後や過去月の試算には、その期間に適用される公式資料を確認してください。
