■結論(実務最適)
基本料金タイプ:固定方式(推奨)
従量料金:3段階制で登録(正確再現)
燃調費:平準単価で登録(必要に応じて月別)
賦課金:固定単価
👉 特に蓄電池用途では
基本料金を0円にし、従量単価+燃調費+賦課金でモデル化するのが最も安定
■① 東京電力 従量電灯A 登録方法
●基本料金
タイプ:固定方式
単価:0円
※厳密再現する場合は以下
契約容量方式:10A
約295円/月
●従量料金単価(3段階登録)
区分 | 使用量 | 単価 |
第1段階 | ~120kWh | 30.00円/kWh |
第2段階 | ~300kWh | 36.60円/kWh |
第3段階 | 300kWh超 | 40.69円/kWh |
👉 カスタムプラン登録時に「段階制で3行登録」
●燃料費調整額(燃調費)
▼推奨(平準登録)
+8円/kWh
▼詳細(任意:月別登録例)
1月:+10円/kWh
4月:+6円/kWh
7月:+5円/kWh
10月:+7円/kWh
など任意に登録可
👉 長期試算では平準化が安定
●再エネ賦課金
3.98円/kWh (2026年度5月からの単価を反映したい場合は、4.18円/kWhで登録も可)
■② 東京ガス 基本プラン(A契約)
●基本料金
タイプ:固定方式
単価:0円
●従量料金単価(3段階登録)
区分 | 使用量 | 単価 |
第1段階 | ~140kWh | 29.70円/kWh |
第2段階 | ~350kWh | 35.69円/kWh |
第3段階 | 350kWh超 | 39.50円/kWh |
●燃料費調整額
+8円/kWh(平準)
※必要に応じて月別登録可(東電と同様)
●再エネ賦課金
3.98円/kWh (2026年度5月からの単価を反映したい場合は、4.18円/kWhで登録も可)
■③ 基本料金タイプの選択ロジック
タイプ | 用途 | 今回の適合性 |
固定方式 | 擬似従量モデル | ✅最適 |
契約容量方式 | 家庭用再現 | △ |
ピークデマンド方式 | 高圧需要家 | ❌ |
■なぜ固定方式(0円)が最適か
5Aは制度上ほぼ存在しない
基本料金が過大に影響する
蓄電池用途では
👉 限界電力量単価(kWh単価)が意思決定を支配
■④ モデル設計の考え方(重要)
●従量電灯Aの本質
段階制 → 家庭用需要の抑制設計
●蓄電池用途の本質
消費構造が異なる
→ 段階制の意味が薄れる
👉したがって
今回の登録は:
❌ 料金制度の忠実再現
✅ 意思決定に使えるエネルギーコストモデル化
■⑤ まとめ(登録テンプレ)
●東京電力
基本料金:固定方式 / 0円
従量:
~120kWh:30.00円
~300kWh:36.60円
300kWh超:40.69円
燃調費:+8円
賦課金:3.98円または4.18円
●東京ガス
基本料金:固定方式 / 0円
従量:
~140kWh:29.70円
~350kWh:35.69円
350kWh超:39.50円
燃調費:+8円
賦課金:3.98円または4.18円
■最後に(設計思想)
この登録の本質は:
👉 料金表の再現ではなく
「kWhあたりの意思決定コスト関数の構築」
