エネがえるコーポレートPPA仕様(入出力仕様・製品仕様)
1-1. 本ツールでできること(範囲)
本ツールは「案件(プロジェクト)」単位で、
複数の需要施設(拠点)×複数の供給施設(電源)×複数の提案プラン(見積プラン)を登録し、試算実行すると、結果として 見積・原価・粗利・固定化率・市場余剰比率と、根拠となる 見積内訳/原価内訳を表示します。
フロント(画面)の役割:入力・整合チェック・試算実行・結果表示(粗利逆算含む)
計算の役割:APIが返す 見積内訳/原価内訳にもとづき表示・集計
1-2. 画面構成(機能)
案件一覧:案件の検索・削除・複製
試算条件(案件編集):需要施設・供給施設・提案プランの登録/比率チェック/試算実行
試算履歴:実行履歴(処理中/完了/エラー)、削除、複製
結果:結果の閲覧、レポート出力
マスタ:テンプレ/比率/カスタム/独自JEPX
1-3. 入力(登録)仕様:案件(プロジェクト)
主な項目(ユーザーが把握すべきもの)
案件名
顧客名
案件番号(任意)
メモ(前提条件・根拠を残す推奨)
試算開始月(任意)
追加料金(任意)
売電オプション(任意)
需要施設(1件以上)
供給施設(1件以上)
提案プラン(1件以上)
1-4. 入力(登録)仕様:需要施設(拠点)
需要施設は、次の4ブロックで構成されます。
A) 契約情報
契約種別(高圧/特別高圧/低圧電灯/低圧電力)
エリア
都道府県
電力会社
料金プラン(標準)またはカスタムプラン
契約容量(kW)
B) 使用量(ロードカーブ)
月別×日別×時間帯(24時間)の使用量データを保持します。
実データ(需要データ)を取り込む場合、アップロード情報が紐づきます。
C) パターン/カレンダー(実データがない場合の代替)
パターン(24時間の比率)
カレンダー(曜日・期間・ルールでパターンを適用)
月別電力量(12ヶ月) 等
D) 需要施設ごとの「提案・配分・目標」
適用する見積プラン(必須)
目標の再エネ比率(%)
電源の配分比率(%)
PPA電源の割当比率(%)
ベース電源の割当比率(%)
ミドル電源の割当比率(%)
1-5. 入力(登録)仕様:供給施設(電源)
供給施設は、以下のどちらかです。
A) 太陽光・蓄電池(電源)
日射地点/パネル条件/PCS条件/蓄電池条件
実績データを使う場合は「実績利用」設定とファイル情報が紐づきます
年間供給量(年供給)
B) 市場電源(ベース/ミドル)
ベースロード電源(量・単価 等)
ミドル電源(時間帯・曜日・量・単価 等)
市場価格は
過去実績(標準)
独自JEPX(カスタム)
から選べます(独自JEPXはマスタで管理)
1-6. 入力(登録)仕様:提案プラン(見積プラン)
提案プランは、「固定」または「市場連動」に分かれます。
A) 固定プラン
基本料金/従量料金/調整項目
燃料費調整単価(12ヶ月)
従量の条件(時間帯・期間・休日条件 等)
B) 市場連動プラン
市場調達に関する手数料・条件
市場価格の参照(過去実績/独自JEPX)
C) 共通で入力できる費目(重要:費目抜け防止)
託送(基本/従量/割引)
環境価値(証書/手数料)
再エネ賦課金
容量拠出関連
予備線/バックアップ電源
追加料金/間接費
インバランス関連
PPA単価(販売単価)/PPA調達単価(原価側)
1-7. 試算実行条件(“実行できない”の原因の大半)
試算は次の条件をすべて満たすと実行できます。
需要施設が1件以上
供給施設が1件以上
提案プランが1件以上
すべての需要施設で「適用する見積プラン」が選択されている
需要施設全体の配分比率が、各電源ごとに合計100%になっている
PPA電源の割当比率 合計=100%
ベース電源の割当比率 合計=100%
ミドル電源の割当比率 合計=100%
1-8. 出力(結果)仕様:画面に出る主要項目
A) KPI
粗利(総額)
粗利(円/kWh)
原価単価(円/kWh)
見積単価(円/kWh)
見積総額
固定化率(%)
市場電力の余剰比率(%)
B) 見積内訳(見積の根拠)
固定・市場連動・PPA・託送・環境価値・容量拠出・再エネ賦課金・予備線・バックアップ・追加料金…等の内訳が表示されます。
(表示項目は、結果に含まれる内訳ブロックに従います)
C) 原価内訳(原価の根拠)
市場調達・PPA調達・託送・環境価値・容量拠出・再エネ賦課金・インバランス・間接費…等の内訳が表示されます。
余剰売電は控除(マイナス)として扱われます。
D) 粗利逆算(目標粗利→見積調整の目安)
目標粗利(総額または円/kWh)を入力すると、必要な見積調整額(総額/円/kWh)が表示されます。
※現状は“検討のための表示”で、保存反映の運用は別途設計となります。
