蓄電池の変換効率の計算方法を知りたい

ハイブリッド、非ハイブリッド(単機能)それぞれの蓄電池の変換効率の違い。特性。

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対応者:樋口 悟
一週間前以上前にアップデートされました

エネがえるでは、蓄電池ごとに各メーカー様から頂いた変換効率の数値が登録されています。

それを元に計算を行っているため、蓄電池事に出てくる値も異なります。

特に、ハイブリッドと非ハイブリッドの蓄電池では電気の通り方に大きな違いがありますのでざっくりと覚えておくとよいかもしれません。

それぞれの特長をこちらに簡単に記載しておきますね。

【非ハイブリッド型】

太陽光のパワコンと蓄電池のインバーターが分かれている。

太陽光で発電した電気が蓄電池にたまるまで、3つの関門があると考えてください。

一方で、太陽光→自家消費の関門は1つだけです。

つまり、昼間の在宅が多いなど、太陽光の自家消費量が多い方にとっては非ハイブリッドの蓄電池を設置した方が効率よく電気を利用することができるのです。

【ハイブリッド型】

太陽光のパワコンと蓄電池のインバーターがセットになっている。

太陽光で発電した電気が蓄電池にたまるまでの関門は2つだけで済みます。

一方で、太陽光→自家消費の関門は2つになります。

非ハイブリッド型と比較すると、蓄電池に貯める場合には効率が良いが、太陽光をそのまま自家消費するには非ハイブリッドよりも効率が悪くなるということです。

蓄電池を販売する際には、よく「ハイブリッドの方が効率がいいんです~」という話が出ると思いますが、それはそのご家庭それぞれの電気の使い方によるということですね。

ただし、パワコンの交換が必要な卒FITのお客様や、最初から太陽光蓄電池をセットで導入したいお客様に対しては、買う機器の数が少ない分ハイブリッドの蓄電池をおすすめしてあげるのが親切かと思います☺

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