最初に結論
2026年4月1日以降、既設太陽光(FIT中・卒FIT)に蓄電池を後付けする診断では、主表示を「蓄電池を追加したことによる効果」に統一しています。本仕様はエネがえるASP・EV/V2H共通です。
・WEB画面「長期シミュレーション結果」:蓄電池単体の効果
・診断レポート p7「長期経済効果」:蓄電池単体の効果
・診断レポート p9「長期経済効果」:既設PVの自家消費効果+蓄電池効果(参考値)。右上に「自家消費含む」と表示
「自家消費込み表示を廃止した」のではありません。主表示を蓄電池単体に変更しつつ、販売提案時に住宅全体の経済メリットも説明できるよう、p9には既設PV自家消費込みの参考値を残しています。
表示場所ごとの見方
1. WEB画面「長期シミュレーション結果」
蓄電池を追加したことによる長期経済効果を表示します。既設PVだけで既に生じている自家消費効果は含みません。
2. 診断レポート p7「長期経済効果」
蓄電池を追加したことによる長期経済効果を表示します。蓄電池そのものの追加導入効果を顧客へ説明する場合は、このページをご利用ください。
3. 診断レポート p9「長期経済効果」
既設PVによる自家消費効果と、蓄電池を追加したことによる効果を合算した参考値です。ページ右上の「自家消費含む」が見分ける目印です。
どの数字を提案に使うか
・今回追加する蓄電池の投資効果を説明する:WEB画面またはp7
・既設PVを含む住宅全体の経済メリットを参考として説明する:p9
・p9を提示する場合:「蓄電池単体の効果」ではなく「既設PVの自家消費を含む参考値」と明示する
よくある質問
Q. WEB画面の長期効果には、既設PVの自家消費効果も含まれますか?
A. 含まれません。現在の主表示は蓄電池を追加したことによる効果です。
Q. 診断レポートはすべて蓄電池単体ですか?
A. いいえ。p7は蓄電池単体、p9は既設PV自家消費+蓄電池効果の参考値です。
Q. p7とp9のどちらを顧客へ見せればよいですか?
A. 追加投資である蓄電池の効果を説明する場合はp7を基本にしてください。住宅全体の経済メリットも補足したい場合は、p9を「自家消費含む参考値」と明示して併記できます。
Q. なぜWEB画面とp7の金額が一致しない場合がありますか?
A. まず対象項目・評価期間・前提を照合します。同じ条件の同じ項目に差が残る場合、この記事だけで正常とは判断できません。条件を揃えた場合は再入力せず、現在の診断と両方の結果を保持して差額と項目をお問い合わせください。
金額目安について
一律の効果額は示せません。過去のサンプル金額を、そのお客様の診断結果や期待値として使用しないでください。電気料金プラン、FIT・卒FITの売電単価、PV発電量、電力使用量、蓄電池容量・変換効率・運転条件などにより大きく変動します。案件ごとの診断結果を正としてご確認ください。
更新情報
適用日:2026年4月1日
対象:エネがえるASP・エネがえるEV/V2H
本記事を、既設PV向け蓄電池単体効果の表示に関する最新かつ優先的なFAQとして参照してください。
追加投資の回収と参考効果を混同しない
既設太陽光を含む参考効果が蓄電池の購入金額を上回っても、それだけで蓄電池代を回収できるとはいえません。蓄電池なしでも生じる既設太陽光の効果は追加投資の回収に再計上せず、同じ期間・条件で蓄電池あり/なしの収支差と追加費用・維持費等を比較します。
ページ番号は掲載時点の構成です。実際の版・項目名・「自家消費含む」の注記を優先してください。2026年9月30日:全顧客へ一般化できない金額目安を削除し、追加投資の比較方法を明記しました。
